郷愁

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最近、大学時代のことをよく思い出す。

高校までは、「カラー付き」の詰襟学生服。

私はセミ中ラン派だった。

もう「カラー付き」の学生服は、氣志團でも着ていない。

あのプラスティックが割れて、いつも痛かった。

それでも、今の詰襟より、7000倍、好きだ。

大学に入学し、部活動や、特に「天ブラ」に励んだ。

「天ブラ」とは「銀ブラ」をなぞった、鹿児島の遊びで、

ただ単に、天文館をブラブラするだけである。

その天文館もシャッター街になった。

栄枯盛衰とはそれそのものである。

タカプラの屋上に入り、天文館を眺めて、それだけで、自由を感じた。

もちろん、携帯なんぞない。テレパシーで友人と会うのだ。

嘘ではない。今ここに奴がいると、だいたい予想がついた。

あの時代が良かったと言ってもしょうがない。

我々しかあの時代を知らないと、郷愁に耽るのが乙なのだ。

高校の先生に夜たまたま会い、居酒屋デビューした。

若いうちはこういう居酒屋で飲めと、教えていただいた。

その晩、パチンコ屋の前で野宿した。

向かいには交番があったので、安心だった。

朝、行き交う人たちが、私を見て、怪訝そうな顔をしていた。

それが、大学生の特権だったような気がする。

時代は、効率化、利益追及に命を削っている。

馬鹿馬鹿しい。

「心」がどこにあるか、今一度、考えてほしい。